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フューチャーセンター

 フューチャーセンター(Future Center)とは、多様な人たちが集まり複雑化したテーマ(課題)について「未来志向」、「未来の価値の創造」といった視点から議論する「対話の場」のことを指します。岐阜大学ではこのような地域との対話を創発するためのフューチャーセンターや多様な人との交流ができる空間を構築・運営し、地域との「協学」を推進します。

①地域との対話を通して地域が直面している複雑・広範化した課題の解決に向けて取り組みます。
②フューチャーセンターを活用し、社会貢献に取り組みます。

・産業への貢献:研究主体から学生・生涯教育を含めた地域課題解決を目指します。
・地域政策への貢献:地域課題を浮き彫りにし、地域と協学しながら解決するという循環を創出します。
・地域教育と文化への貢献:地域をめぐる「学び」の仕組みを作り、地域住民が自らの地域課題に即して行政と協働して解決し得るよう支援します。

 2016年11月29日   フューチャーセンター実施報告
第6回ぎふフューチャーセンター「ジビエ肉が家庭で食べられるようになるには」を開催
郡上市 

 郡上市では、猪や鹿など農業被害を引き起こすため駆除された野生鳥獣を食材とする「ジビエ」が地域振興策として注目されています。そこで、岐阜大学と郡上市は、11月16日(水)、ジビエ肉への理解を深め、家庭の食卓で食べられるようになるには何が必要かをテーマに、岐阜大学生、郡上やまと獣肉利活用推進協議会員など20名が参加してフューチャーセンターを開催しました。

 最初に、参加者それぞれが持っているイメージを話しました。その後、ジビエの試食やジビエの現状などの情報提供、獣肉利活用協議会員との対話でどうイメージが変わったかを話し、ジビエ肉に対する理解を深めました。試食前には「くさい」「固い」などマイナスイメージが多かったのが、試食後には「おいしい」「くさみは意外と感じない」などプラスの印象を多くの参加者が受けていました。ジビエ肉の強み、弱みを理解した上で議論した結果、提案された普及策では、「学校給食で出し、小さい頃から親しんでもらう」「むしろ独特な味を残す」「自治体がジビエの日を定める」「衛生上の安全性を高める」などの意見が出されました。

 この対話で出されたアイディアは、今後、郡上市のジビエ普及に向けた活動の参考とされる予定です。

 

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お知らせ
2024.03.18

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2024.03.13

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2024.02.29

令和5年度後期インターンシップ科目成果発表会を開催します。3月7日(木)

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2024.02.21

地域協学センター益川教授が社会教育功労者表彰を受賞しました。