月別アーカイブ: 2023年8月

自治体支援事業として、羽島市コミュニティ・スクール推進協議会において講演会を実施しました

 令和5年8月25日(金)に、羽島市役所で、「令和5年度第1回羽島市コミュニティ・スクール推進協議会」を開催し、羽島市立幼稚園、羽島市立学校の学校運営協議会委員や、園長・学校長等の学校関係者49名を対象に、講演会を実施しました。

 はじめに、岐阜市立岐阜小学校学校運営協議会の青山朋宏会長から、「いま なぜ コミュニティ・スクールなのか」と題したご講話をいただき、岐阜小学校の豊富な実践をご紹介と、これからの子どもたちに必要とされる非認知能力の育成には、地域の力が必要であるとのお話がありました。岐阜小学校では、できるだけ多くの「楽しい」体験や経験、様々な世代の人との「楽しい」ふれあいの場をつくるために、多岐にわたる活動が展開されています。
 
 また、後半では、青山会長とぎふ地域学校協働活動センター長の益川浩一(岐阜大学地域協学センター長)との対談がありました。子どもにかかわるすべての人が願いを共有すること、岐阜小学校の「ふるさと大好き」のような共通のスローガンをもつことによって、学校が「地域を創造する場所」に近づいていくのではないかと、参加者と一緒に考えることができました。

 羽島市は、学校運営協議会が設置されて7年目を迎えており、今後、子どもを中心としたコミュニティ・スクールに関わるすべての人が楽しめる在り方を検討していくことを期待しています。

0825羽島市講演会

自治体支援事業として、 美濃加茂市「地区連合PTA定期大会」において講演会を実施しました

 令和5年7月28日(土)に美濃加茂市生涯学習センターで、美濃加茂市地区連合PTA定期大会が開催されました。

 ぎふ地域学校協働活動センター長の益川浩一(岐阜大学地域協学センター長)を講師として、美濃加茂市内小中学校の管理職やPTA本部役員、学校運営協議会委員等、93名を対象に、「なぜ、今、学校・家庭・地域の連携・協働が大切なのか」を演題とした講演会を実施しました。

 講演では、多様化・複雑化する地域や学校の課題に対応していくためにも、課題の解決に向けて学校・地域・家庭がパートナーとして連携・協働していくことが必要であることや、連携・協働はあくまでも「手段」であって、連携・協働のための組織を作ることや連携・協働することそのものは「目的」ではないこと等が話されました。

 美濃加茂市では、令和4年度に市内(組合立も含む)12校すべての学校がコミュニティ・スクールとなりました。今回の研修を通して、各校の学校運営協議会で、願いの共有とともに「あるもの活かし」の発想で、これまで実践・蓄積してきた活動や地域の資源を洗い出し、課題や目的を明確にしたり、活動体制の在り方を検討したりすることで、活動が充実していくことが期待されます。

0728