まちづくりのための幸せを考える

　2024年5月20日（月）に瑞浪市との共同開催で、岐阜大学生、瑞浪市職員の計16人が参加し、岐阜大学全学共通教育棟1C教室にて、ぎふフューチャーセンターを実施しました。
　瑞浪市は、「幸せ実感都市」を掲げて、市の取組みを展開しており、今年度も、瑞浪市職員の政策立案研修の一環でフューチャーセンターを実施しました（瑞浪市の受託研究として受ける）。瑞浪市職員と大学生がともに、まちづくりにおける幸せとは何かをテーマに、個人としての幸せ、また幸せを実現するための方法を市民間の協働、行政との協働という観点から、議論を行いました。
　幸せについて生活面、人間関係、安全、自然、趣味などで感じられることや、幸せになるためにできることとして、人や市役所とのコミュニケーションを大事にする、自然を守る、遊べる交流スペースを作るなどの意見が上がりました。最後に、各グループで、瑞浪市の未来ビジョンを提案し、フューチャーセンターを終えました。

今回のまとめ

瑞浪市の未来ビジョンを提案
●聴いて感じて行動する瑞浪市
●つながり愛のみずなみ市
●市政と住民が共につくりあげる瑞浪市

今後の展開

瑞浪市政策立案研修に活かされ、新しい政策の提案につなげられます。

担当者の感想（瑞浪市秘書課）

本市の若手職員が地域課題の解消に向けた政策を立案するにあたり、学生の皆さんとともに「幸せ」をテーマに議論しました。「人はどんなときに幸せを感じるのか」「多くの人々と幸せを共感するには何が必要か」などを議論する中で、様々な視点から物事を捉えることの重要性に気付くことができました。この経験が、一人ひとりの市民を意識した政策に繋がり、「幸せ実感都市みずなみ」の実現に貢献するものと確信しています。

岐阜県の未来について考える

　2024年7月8日（月）に岐阜県子育て支援課との共同開催で、岐阜大学生、自治体職員等の計15人が参加し、岐阜大学全学共通教育棟１C教室にてぎふフューチャーセンターを実施しました。
　現在、岐阜県では、こども基本法に基づき、県内の全てのこどもや若者が幸せに暮らせる社会を目指して「岐阜県こども計画」（仮称）の策定に向けて取り組んでいます。今回のぎふフューチャーセンターは新たな計画策定に向けた意見を聞く場である「こどもまんなか・ぎふ未来会議」として位置づけられ、計画の当事者となる大学生と、こども政策を担う行政職員などがチームとなって「こどもまんなか・ぎふ」の実現に向けて話し合いました。
　 はじめに、岐阜県子育て支援課の野寺氏が岐阜県こども計画について説明し、その後、参加者たちは「こどもまんなか」な社会とは何か、現状と課題、そして課題解決に向けた具体策について意見を交わしました。その後、各チームで「こどもまんなか」な社会が実現された岐阜県の将来ビジョンについて話し合い、それぞれのビジョンを提案しました。

今回のまとめ

「こどもまんなか」な社会の岐阜県将来ビジョンを提案
●１人１人が夢を実現できる社会
●皆が自分事として捉え、子どもから広がる明るい社会
●こどもが大人になっても、活気ある社会

今後の展開

岐阜県のこども計画の策定やさまざまな取り組みに活かされることが期待されます。

担当者の感想（岐阜県子育て支援課）

「岐阜県こども計画」の策定に当たり、大学生の皆さんとともに「こどもまんなか・ぎふ」の実現について議論しました。実体験を踏まえたエピソードや既存の枠組みに捉われない斬新な発想をいただき、若者の「生の声」に触れることで、私たち行政職員の固定観念が良い意味で覆される貴重な機会となりました。ワークショップでの気付きを計画に反映し、全てのこども・若者が主役となれる岐阜県の実現を目指します。

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