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フューチャーセンター

 フューチャーセンター(Future Center)とは、多様な人たちが集まり複雑化したテーマ(課題)について「未来志向」、「未来の価値の創造」といった視点から議論する「対話の場」のことを指します。岐阜大学ではこのような地域との対話を創発するためのフューチャーセンターや多様な人との交流ができる空間を構築・運営し、地域との「協学」を推進します。

①地域との対話を通して地域が直面している複雑・広範化した課題の解決に向けて取り組みます。
②フューチャーセンターを活用し、社会貢献に取り組みます。

・産業への貢献:研究主体から学生・生涯教育を含めた地域課題解決を目指します。
・地域政策への貢献:地域課題を浮き彫りにし、地域と協学しながら解決するという循環を創出します。
・地域教育と文化への貢献:地域をめぐる「学び」の仕組みを作り、地域住民が自らの地域課題に即して行政と協働して解決し得るよう支援します。

 2016年08月25日   フューチャーセンター実施報告
第3回ぎふフューチャーセンター「国際交流機会の増加をめざして、郡上の魅力を考えよう」を開催
郡上市 

 近年、外国人が日本に観光で訪れる「インバウンド(訪日外国人旅行)」が盛んになっています。郡上市でもこの流れに乗って多くの外国人が訪れ、地域住民と国際的な交流をする機会が増えています。今回、郡上市へさらに外国人旅行者が訪れることで、国際交流の機会が増加することを目的として、岐阜大学留学生センターと連携し、7月15日にぎふフューチャーセンターを郡上市及び郡上市国際交流推進協議会と共同開催しました。

 今年度3回目となるぎふフューチャーセンターには、岐阜大学生、留学生、郡上市国際交流推進協議会員など34名が参加しました。

 最初に、郡上市役所観光課職員から郡上市のインバウンドの現状、郡上市の観光セールスについての説明を聞き、情報を共有しました。

 その後、郡上市の魅力は何か、観光を楽しんでもらうために必要なことは何かについて、外国人、地域住民、郡上市外の人という異なる立場からの意見交換を行い、「SNS等の活用」「多言語表記を増やす」「郡上の売りである自然など日本らしさを体験してもらう」「郡上市内での移動手段の利便性向上」などの意見が出されました。

 今回の対話を受けて、外国人旅行者が感じる郡上の魅力が効果的に発信されることや、自治体や関係機関が受け入れ環境を整備していくことにより、旅行者が増え、地域住民が日常的に国際交流の機会を持つことが期待されます。そして、国際交流が増える事で異なる国や異文化への理解が進み、外国人旅行者が訪れやすい環境整備がさらに進むという好循環が生まれることを期待します。

 岐阜大学、郡上市、郡上市国際交流推進協議会では、今回のフューチャーセンターを契機に連携した活動を継続していく予定です。

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