フューチャーセンター(Future Center)とは、多様な人たちが集まり複雑化したテーマ(課題)について「未来志向」、「未来の価値の創造」といった視点から議論する「対話の場」のことを指します。岐阜大学ではこのような地域との対話を創発するためのフューチャーセンターや多様な人との交流ができる空間を構築・運営し、地域との「協学」を推進します。
①地域との対話を通して地域が直面している複雑・広範化した課題の解決に向けて取り組みます。
②フューチャーセンターを活用し、社会貢献に取り組みます。
・産業への貢献:研究主体から学生・生涯教育を含めた地域課題解決を目指します。
・地域政策への貢献:地域課題を浮き彫りにし、地域と協学しながら解決するという循環を創出します。
・地域教育と文化への貢献:地域をめぐる「学び」の仕組みを作り、地域住民が自らの地域課題に即して行政と協働して解決し得るよう支援します。
平成27年6月に公職選挙法等の一部を改正する法律が成立し、満18歳以上満20歳未満の若者が選挙に参加できることとなりました。一方で、全国的に若年層ほど選挙の投票率が低い現状があります。
岐阜大学サテライトキャンパスで開催したフューチャーセンターには、岐阜大学生をはじめ、岐阜市民、岐阜市職員の皆さんら35人が参加しました。
まず、参加者は岐阜市選挙管理委員会事務局による選挙制度の説明と岐阜大学教育学部田中伸准教授による選挙の意識に関する海外の若者の事例について話を聞き、情報を共有しました。その後、若者が選挙への関心を深め、どのようにしたら投票するようになるかについて活発な意見交換を行い、「投票できる場所を増やす」、「選挙に関する教育が大切」、「投票の義務化」、「政治や選挙に関する話し合いの場を増やす」といった意見が出されました。
今回の対話により、参加学生が選挙に対する意識を高めることができたのではないでしょうか。この対話で出された意見は今後の岐阜市の取り組みの参考とされます。
2025.04.07 | |
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