フューチャーセンター(Future Center)とは、多様な人たちが集まり複雑化したテーマ(課題)について「未来志向」、「未来の価値の創造」といった視点から議論する「対話の場」のことを指します。岐阜大学ではこのような地域との対話を創発するためのフューチャーセンターや多様な人との交流ができる空間を構築・運営し、地域との「協学」を推進します。
①地域との対話を通して地域が直面している複雑・広範化した課題の解決に向けて取り組みます。
②フューチャーセンターを活用し、社会貢献に取り組みます。
・産業への貢献:研究主体から学生・生涯教育を含めた地域課題解決を目指します。
・地域政策への貢献:地域課題を浮き彫りにし、地域と協学しながら解決するという循環を創出します。
・地域教育と文化への貢献:地域をめぐる「学び」の仕組みを作り、地域住民が自らの地域課題に即して行政と協働して解決し得るよう支援します。
平成27年5月22日に高山市内で開催したフューチャーセンターでは、スウェーデンや国内の研究者のほか、高山西高校、飛騨高山高校の生徒の皆さんに参加いただき、学生・地域住民ら64人が7つのグループになり話し合いました。
対話に先立ち、ハンス・ウェストランド氏からスウェーデンにおける住民主体の地域活性化の取り組みを紹介いただき、自分の暮らす地域と比較しながら、高山をモデルとしてできることを考えました。
各グループからは「『ぬくい(あたたかいの意の方言)』をキーワードにあったかい高山をつくる」、「地域をあげた起業家育成の必要性」、「高校生が英語の習得などにより国際的な感覚を身につける」、「『Interesting Town 高山』として、高山の人の人情や助け合いの精神、農村の良さのPRを行う」などの提案がなされました。
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