現在、地域協学センターが開催中のイベント、過去に開催したシンポジウムやフォーラム、FD・SDの様子を公開しております。
本学地域協学センターでは「地域(岐阜)を知り」、「地域(岐阜)の課題を見つけ」、「地域(岐阜)の課題解決に向けて行動する」能力を備え、地域の中でリーダーシップを発揮できる人材並びににリーダーを支援する人材である「次世代地域リーダー」を育成することを目標とした、次世代地域リーダー育成プログラムを展開しています。
平成31年2月6日(水)に、同プログラムにある地域リーダーコースと産業リーダーコースそれぞれの、上級段階科目の発表会を実施しました。上級段階科目は、初級段階において所定の8単位以上を修得した学生が受講し、地域や産業界の実際の課題について実践的に取り組む内容です。
地域リーダーコースの発表会は岐阜大学全学共通教育棟にて実施しました。
4チーム19人の学生がそれぞれの取り組みについて以下の通り発表しました。
①中津川市阿木チーム:空き家対策に向けたアンケート調査とワークショップの実施
②羽島市足近チーム:子どもたちが地域の良さを知るための「アジカルタ」作成とカルタ大会
③土岐市チーム:土岐の魅力を若者に伝えるためのフォトロゲイニング企画
④郡上市母袋チーム:地域に残る伝説を活用したデザインコンテストと看板設置
受講生は、地域の課題分析とその解決に向けた企画運営を通して、チームで情報共有することの大切さ、スケジュール管理の大変さ、効果的な広報活動の難しさなどを学ぶことができました。
産業リーダーコースの発表会は、岐阜大学サテライトキャンパスにて、事業協働機関である株式会社十六銀行のご協力のもと、NEXCO中日本のサービスエリアのテナント事業者4社に株式会社秋田屋本店の商品を採用するように提案し、商談会の場として実施しました。
受講生6人は、今年度後期の課題「株式会社秋田屋本店の商品“はちみつDays”をサービスエリアで販売する」に向けて、調査分析したはちみつのニーズや“はちみつDays”の特徴、販売方法等について約50分間のプレゼンを行いました。
商談会というリアルなビジネス現場を体験することで社会の仕組みを理解し、また、提案を検討するプロセスでは企業や商品への理解を通して、地域への愛着を深めることができました。
これらの上級段階科目は、地域や企業の協力を得ながら、来年度以降も継続して開講する予定です。
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