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フューチャーセンター

 フューチャーセンター(Future Center)とは、多様な人たちが集まり複雑化したテーマ(課題)について「未来志向」、「未来の価値の創造」といった視点から議論する「対話の場」のことを指します。岐阜大学ではこのような地域との対話を創発するためのフューチャーセンターや多様な人との交流ができる空間を構築・運営し、地域との「協学」を推進します。

①地域との対話を通して地域が直面している複雑・広範化した課題の解決に向けて取り組みます。
②フューチャーセンターを活用し、社会貢献に取り組みます。

・産業への貢献:研究主体から学生・生涯教育を含めた地域課題解決を目指します。
・地域政策への貢献:地域課題を浮き彫りにし、地域と協学しながら解決するという循環を創出します。
・地域教育と文化への貢献:地域をめぐる「学び」の仕組みを作り、地域住民が自らの地域課題に即して行政と協働して解決し得るよう支援します。

 2014年11月19日   フューチャーセンター通信
フューチャーセンター通信 vol.9
高山市 フューチャーセンター 

 

ぎふフューチャーセンターは、大学、地域、自治体がともに地域の課題を探り、未来に向かって新しい価値をつくる対話の場で、岐阜大学の「地(知)の拠点整備事業」の取組みの一つです。

今年度の第9回目は、岐阜大学と高山市の共同開催で、高山市が提案したテーマについて、大学生、大学教職員、高校生、高山市職員及び高山市民の皆さんが話し合いました。

高山市を「住みよいまちに、住みたいまちに」

未来へつなぐ対話の場

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多様な人々が対等な立場でアイデアを創出

9月1日、高山市図書館煥章館にて、「産業が活気づくには-雇用の創出-」をテーマにぎふフューチャーセンターを開催しました。

今回のテーマは、6月20日に開催したテーマ「若者が魅力を感じる“まちづくり”と“課題”」で議論し提示された意見の「若者が魅力的を感じる職場が無い」、「雇用の場が少ない」について、改善策を探るために設定しました。

ファシリテーターを高木朗義副センター長(工学部教授)が務め、KJ法(テーマに基づいて、各自が意見を付箋に書き出し、模造紙に披露して図解化してまとめる方法です。)により場の進行を行いました。

最初に、参加者全員がアイスブレイクを行いました。これは、参加者が打ち解け合い、話しやすい雰囲気をつくるためのもので、今回は「私が知っている高山のこと」を話して自己紹介を行いました。場が和んだところで、テーマに沿ってフューチャーセッションに入りました。

セッションでは、3つのセッションを設けてテーマに対する改善策を具体的に導きました。

第1セッションは、「あなたは地域において、どんな役割(かたち)で貢献したい(できる)と考えますか」について話し合い、将来の自分ができる地域貢献の形が示されました。第2セッションは、「その役割は、高山にある仕事(職業)と関連させることができますか」として、仕事(職業)と貢献の関連について意見を求めました。第3セッションでは、「貢献したい(できる)事と高山にある仕事(職業)と関連させるために、どんな仕事(職業)ができると考えますか」で前セッションの意見を関連させて話し合いが行われ、最後に意見をまとめてグループ発表がありました。

発表では、「高山市の産業に都会的な企業を求めるのでは無く、今ある地域の特色を活かし長年培ってきた企業を上手く関連させる事で、新たな産業や雇用の場の創出ができる」、「高校生など若者は地域の事をしっかり学習して、大学進学など外へ出た時に高山のメッセンジャーとして幅広く紹介して高山の認知度を上げる」など活発な意見が出ました。

今回のぎふフューチャーセンターでは、地元の高校生を参加者に加えて開催しました。高校生から社会人まで幅広く語り合う場を設定し、誰もが対等な立場で共通の課題を話し合い活発で具体的な意見で有意義な活動ができました。

最後に、このぎふフューチャーセンターから出された提案を大学及び行政がそれぞれの役割で活用して、地域振興に役立つことを期待します。

各グループからの意見・アイデア

〇飛騨学を学ぶ 〇地域を知って、情報を外へ 〇地域産業の連携で新しい産業を 〇高校生は地域のメッセンジャー 〇地元を愛する人材の育成 〇起業の仕方、継続の支援 〇飛騨にこだわったショップ 〇海外の人を大切に通訳会社を起業 〇資源を活用して森の保育園


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高山市の産業と文化

高山市は、日本のほぼ中央に位置する面積2 ,177.67㎢の日本一広い市で、雄大な自然、温泉、古い町並、高山祭など多くの観光資源を有し、年間約400万人の観光客の方々をお迎えする全国でも屈指の観光都市です。

古くから“飛騨の匠”と呼ばれた人々の高度な技が現代の“ものづくり”へと継承され、製造業は家具や木製品関連を中心に発展し、最近では医薬品関連や機械金属関連の分野でも大きく発展を続けております。

岐阜県内及び東海地区の市町村の中でも有数の農業産地で、ホウレンソウ、トマト、飛騨牛、桃、リンゴに代表される農業産地でもあります。

※高山市と岐阜大学は平成21年に包括連携協定を結んで活動しております。

 


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高山市の高校生や地元で働いている方々から、高山市の事を教えていただき、関わる事ができて、とても楽しく過ごす事ができました。対話では、高校生や地元の方がすごく高山市の事を考えている事を知り驚きました。私は、大学で地域の事について学んでいますが、今後の学習方法で、いろんな世代の人の意見も取り入れたいと思いました。


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飛騨地域は同じ県内ですが遠い所というイメージがありました。高山の事についてもニュース等で知る程度で高山市の状況を詳しく知りませんでした。今日の対話から、地元の方や高校生から今の高山市の現状や今後のまちづくりについての考えを学ぶ事ができたし、私なりの考えを提案する事ができて有意義な日になりました。私は、まちづくりに興味を持っているので、今後はこうした対話の方法を役立てたいです。


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私は今までに、大学生や地域の方、市の職員の方と一緒に話す機会がありませんでした。今日は、いろんな人と同じ課題で話す事ができて、とても有意義でした。私が思っていた高山のイメージは、人が少ないなどのマイナス面でした。しかし、今日の対話でいろいろな対策について意見が出されて、高山市のイメージがアップしました。


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私は、初めて高校生と意見交換をして、彼らの柔軟な発想に驚きました。今日の対話で彼らから、「高山に住んでいる人が高山の事を知らない、だから何とかしなければいけない」と言う意見が出ました。私たち社会人では考え付かない意見です。私は、当然のごとく「産業が無い、働くところが無い、学校が無いなど」の意見が出ると思っていました。しかし、「高山の良い所は、良い事としてしっかりアピールする事が大切だ」と言う高校生や大学生の意見に感心しました。いい機会をありがとうございました。


         
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高校生が参加し、その若い人の意見を深め広げて議論ができたことが良かったです。高校では今、飛騨学を学んでいると聞きました。飛騨の観光面だけでなく、地元の暮らしの中の良いところを学び吸収してほしいと思います。そして、学んだ飛騨の情報を広く外へ発信してくれる事を期待したいです。

             


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