地域が直面している課題は、複雑・広範化しており単一の領域科学では解決のできない課題が多く生起しています。こうした地域の課題の解決のためには、大学が地域の様々な課題を鋭敏にキャッチし、大学のもつ知・人・ネットワーク等を最大限駆使して、その課題の解決に向けた取り組みを推進することが必要です。
そのために、地域協学センターでは、学際的に複数の学問の「協働」、分野・部局(学部・センター等)横断的な連携の強化、地域と「協学」しながらこうした地域の課題解決に貢献する積極的な取り組み(課題解決に向けた実践的な方策等の研究及び地域志向教育活動)を「地域志向学」プロジェクトとして位置付け支援し、地×知の拠点形成に取り組みます。
岐阜大学では、複雑、広範化した地域課題の解決に向けた分野横断的な研究を「地域志向学」と捉え、学内公募で採択された「地域志向学プロジェクト」を推進しています。
11月11日に開催した平成26年度採択事業の研究成果報告会には、学生、教職員、自治体関係者など42人が出席し、4人の教員が代表として採択された研究課題の概要や成果を報告しました。
今後、研究成果が地域に還元され、地域の課題解決に貢献することが期待されます。
研究テーマ及び発表教員
1.「郡上市における森林起点型地域社会システムのモデル構築-木質バイオマス利用による地域活性化戦略の検討―」 篠田成郎 総合情報メディアセンター教授
2.「地域社会における自助・共助を促す減災方策の有効性検証と多地域展開促進」三井栄 地域科学部教授
3.「地下水資源を活かしたくらしづくり」 神谷浩二 工学部准教授
4.「高山市におけるミズバショウ群落再生による地域活性化」 安藤正規 応用生物学部助教
2025.04.07 | |
2025.04.04 | |
2025.04.01 | |
2025.02.28 | |
2025.02.13 |