2023-10-02

市町村支援プログラムとして瑞浪市社会教育委員を対象とした研修会を実施しました

 令和5年8月22日(火)、ぎふ地域学校協働活動センター事業の「市町村支援プログラム」を活用し、岐阜市立岐阜小学校を会場に瑞浪市社会教育委員を対象としたコミュニティ・スクールの視察・研修会が実施されました。

 今回の研修会は、今年度の瑞浪市社会教育委員会の研究テーマが「瑞浪市地域学校協働活動の推進について」であることから、会としてコミュニティ・スクール及び地域学校協働活動について理解を深めるために実施されました。

 はじめに、岐阜小学校の藤田忠久校長の案内で、コミュニティ・ルームや各教室を見学しました。同校のコミュニティ・ルームは、学校が休業日でも地域の方が自由に利用できます。また、学年2クラスの教室の間にスペースを設け、ふるさと学習等での講師の話を学年一緒に聞きやすくする工夫がなされているなど、コミュニティ・スクールとしての活動を前提とした校舎の造りになっていることがわかりました。校舎内の目につく場所に「ふるさと大好き」というキーワードが掲げられている点が印象的です。

 その後、岐阜小学校開校当初からコミュニティ・スクールに携わっている岐阜小学校学校運営協議会会長の青山朋宏氏より講話がありました。岐阜小学校コミュニティ・スクールの方針、組織、これまでの実践に関するお話や、これからの時代を生き抜くには、非認知能力の育成が重要であること、非認知能力は学校教育のみでは習得が難しく、地域の力が必要であるといったお話がありました。

 参加者は、視察と研修を通して岐阜小学校コミュニティ・スクールの取り組みを学ぶなかで、学校運営協議会構成員として保護者OBや複数の大学関係者が参加し熟議を重ねることにより、学校運営協議会の活動が充実していくという気づきを得られる機会となりました。

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