2022-09-12

教職員向け研修会を実施

 8月23日(火)に、ぎふ地域学校協働活動センター事業の一つである「教職員向け研修会」を実施しました。
 この研修会は、教職員が学校運営協議会と地域学校協働活動について理解を深めることを目的に実施し、305人の方が参加しました。文部科学省総合教育政策局コミュニティ・スクール推進員(CSマイスター)の新谷さゆり氏を講師にお招きし、「コミュニティ・スクールと地域学校協働活動~学校はどうかかわればよいのか~」と題し、オンライン(Zoom配信)による講演がありました。新谷氏からは、白川村立白川郷学園での具体的な実践事例を示しながら、コミュニティ・スクールや地域学校協働活動が「目的」ではなく「手段」として、また持続可能な組織となるための取り組みについてお話があり、取り組みのキーワードとして、「学校・家庭・地域が共通の願いをもつ」「共通の願いに向けた責任と役割」「地域の大人の力を引き出す」「だれもが当事者意識をもって楽しく関わる」「熟議があってこその連携・協働」等が示されました。さらに、現在、白川郷学園で勤務している若手教員が、「村民学」(総合的な学習の時間)で、子どもたちの学びをさらに深めるため地域の方々とともに計画し実践している事例も紹介していただきました。
 今回の研修会では、コミュニティ・スクールによって地域と学校が連携し様々な活動・学習が展開されている様子が示され、参加した多くの学校関係者にとって、とても参考となる内容でした。

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