2025-11-19
石川県南加賀地域の社会教育・生涯学習担当職員がぎふ地域学校協働活動センターの視察に訪れました
令和7年11月14日(金)、石川県南加賀地域の社会教育・生涯学習担当職員が、岐阜大学と岐阜県が共同設置する「ぎふ地域学校協働活動センター」の視察に訪れました。同センターは、地域と学校が連携・協働する仕組みを通じて、子どもたちの成長を地域全体で支えるとともに、地域社会の活性化を目指す全国に先駆けた先進的な取り組みを展開しています。
視察には、石川県南加賀地域の社会教育・生涯学習担当職員4名(加賀市、小松市、能美市、川北町の各教育委員会)の職員が参加しました。はじめに、同センター長の益川浩一教授が、センター設置の背景、目的、組織体制、実施事業と実績、岐阜県との連携・協働の状況等を説明しました。その後、お互いの自治体の状況や取り組みにおける課題について、岐阜県生涯学習企画監の遠藤由康氏、センター員の後藤誠一助教も交えて意見交換を行いました。議論の話題は、推進員の費用負担、学生ボランティアの現状と可能性、学校運営協議会や地域学校協働本部設置の方法や支援、不登校や部活動の地域展開との関係等幅広いテーマに及び、双方にとって新たな知見や視点を得る刺激的な場となり、有意義な交流が実現しました。
今回の視察を通じて、参加した職員からは「ぎふ地域学校協働活動センターのような組織の石川県版、各市町村版をどう作るかが課題だ」と述べ、センターの活動を高く評価しました。
岐阜大学は、ぎふ地域学校協働活動センターを通じ、岐阜県と連携しながら、地域学校協働活動の推進と支援のさらなる充実に取り組んでいきます。