2025-10-14
養老町地域学校協働活動研修会 兼 養老町社会教育委員会第1回自主研修会にて地域学校協働活動支援プログラムを実施しました
令和7年9月11日(木)に、ぎふ地域学校協働活動センター事業の一つである市町村支援プログラムに基づき、養老町地域学校協働活動研修会 兼 養老町社会教育委員会第1回自主研修会へ講師派遣を行いました。
研修は養老町の社会教育委員や公民館長、青少年育成推進指導員など11名が参加し、地域学校協働活動についての理解促進と、今後それぞれの立場でどう地域に関わり活動を進めていくかを考えることを目的に行われました。
研修会前半では、ぎふ地域学校協働活動センター長であり、岐阜大学地域連携推進本部地域協学センター長・教授である益川浩一氏による「地域学校協働活動のあり方と地域の活性化」と題した講話がありました。はじめに、社会教育のとらえ、地域学校協働活動の法律上の位置づけ等を確認した後、地域と学校それぞれが抱える課題について、そしてその解決の手立ての一つとして、学校運営協議会や地域学校協働活動が重要であることを話されました。活動を推進するためには、「あるもの生かし」や「共に活動する仲間を増やす」といったことがポイントであること、また地域学校協働活動が地域の危機管理にも有効であること、そして今後は、こども計画やこども大綱が策定されたことに基づき、子どもの意見を活動に反映したり、活動をつくっていくプロセスにも子どもが参加したりといったことが活動を発展的にするためにも必要な視点であることを話されました。
研修の後半では、KTP法を用いて交流を行いました。参加者自身が活動する地域活動の現状について振り返り、それぞれの立場からの今後どう地域に関わっていくかを考え、自分が取り組むことを全体で発表し合いました。
研修を通して、「地域学校協働活動を通してつながりづくりをすることが、地域の活性化につながっていくことを学びました。」「地域で思いを話し合い、共通理解する場をつくることが重要であると改めて感じることができた。」といった感想がありました。
ぎふ地域学校協働活動センターでは、今後も講師派遣プログラム等を通じて、地域学校協働活動を支援する取り組みを進めていきます。