2025-10-01
令和7年度第3回地域学校協働活動推進員等育成研修(全4回)を実施しました
令和7年9月30日(火)に、ぎふ地域学校協働活動センターの人材育成事業のひとつである「第3回地域学校協働活動推進員等育成研修」(以下、「育成研修」)を実施しました。県内各地域の社会教育行政職員、公民館等の施設職員、学校教職員、地域団体等で活躍する住民、子育て支援従事者等、72名がオンラインで受講しました。
はじめに、白川村教育委員会社会教育主事の新谷さゆり氏から「地域学校協働活動の企画・立案」と題した講演がありました。新谷氏は、白川村のコミュニティスクール・地域学校協働活動の事例をもとに、活動の企画立案にあたって学校・家庭・地域で共通した願いをもつことによって、大人が当事者意識をもち主体的に活動し、将来の地域の担い手である子どもたちを育み、支えることができると話をされました。
その後、参加者をグループに分け、各地における実践の状況や課題について意見交換する時間を設けました。ここでは、それぞれの地域における事例や、各参加者の立場からの思いなどが交わされました。
最後の質疑応答では、参加者から新谷氏へ、新谷氏の経歴・経験、不登校・ひきこもりの子どもたちとの関わりや現状、学校運営協議会や各部会の開催回数、PTAとの関係、学校統廃合、役割と責任の割り振り等に関するさまざまな問いかけがありました。
受講者からは、「目的の明確化の重要性が分かった」「学校の統廃合後の取組みが参考になった」「学校と地域が共通するビジョンに向かって再考を繰り返したことに感銘を受けた」といった感想が寄せられました。
次回の育成研修は令和7年11月25日(火)に実施します。受講者がこれまでの研修で学んだことを生かし、より一層、それぞれの地域でご活躍いただけることを期待しています。