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2025-09-03

令和7年度第2回地域学校協働活動推進員等育成研修(全4回)を実施しました

 令和7年8月26日(火)に、ぎふ地域学校協働活動センターの人材育成事業の一つである「第2回地域学校協働活動推進員等育成研修」(以下、「育成研修」)をオンラインにて実施しました。県内各地域の社会教育行政、公民館等の施設、学校、地域団体等で活躍している81名が受講しました。

 今回は、はじめに事例紹介として、岐阜市立岐阜小学校学校運営協議会会長の青山朋宏氏、高山市大八まちづくり協議会事務局長の山本真紀氏、下呂市子ども家庭センター統括支援員西垣内弘子氏から講話をいただきました。こども基本法に基づくこども計画策定が進み、教育と福祉を共に考えていくことが重要であることに鑑み、今年度から子育て支援の内容も研修に加えています。

 青山氏からは岐阜市立岐阜小学校における「ふるさと学習」を基盤とした学校・家庭・地域の協働による子どもの非認知能力を大切にした教育活動の実践について、山本氏からは「WIN-WINでつながる子どもを核とした地域づくり~地域コーディネーターの役割を考える~」と題し、高山市東山校区における多様な地域学校協働活動について、西垣内氏からは下呂市の子ども家庭センターの役割と子育て支援の取り組み内容についてお話しいただきました。

 次に、ブレイクアウトルーム機能を活用した参加者間での意見交換の時間を設けました。事例発表や講評を受けて各自の地域に照らし合わせたコメントが交わされ、各地域での活動の状況や課題などが共有されました。

 それぞれの講話とブレイクアウトルームセッションの後に実施した質疑応答では、「具体的に誰が事業等作るのか」「講師等の集め方はどのようにしているのか」、「現状の課題を教えてほしい」「家庭の関わりはどのようなものか」「児童委員との連携の活動はあるか」といった具体的な事業の開発・運営、福祉領域について尋ねる質問があり、講師―参加者間で活発な意見交換がなされました。

 次回の育成研修は令和7年9月30日(火)に実施します。ぎふ地域学校協働活動センターでは、今後も研修事業等を通じ、地域学校協働活動にかかわる方々を対象とした学びや情報共有の場を提供していきます。