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2025-01-30

下呂市立小学校の学校運営協議会にて市町村支援プログラムを実施しました

 令和7年1月23日(木)に、ぎふ地域学校協働活動センター事業のひとつである市町村支援プログラムに基づき、下呂市立尾崎小学校の学校運営協議会が主催する研修会へ講師派遣を行いました。

 本研修会は、地域学校協働活動やコミュニティ・スクールの実際を知り、運営の組織・目的について理解を深めることを目的に行われました。参加者は尾崎小学校の学校運営協議会委員、教職員、保護者、地域住民など計15名でした。

 研修会ではまず、高山市の大八まちづくり協議会 山本真紀氏から、学校運営協議会と地域学校協働活動の役割、ならびにそれらを一体的に推進する意義について、山本氏が携わる大八まちづくり協議会を事例とした講話がありました。
 その後、KPT法を用いたグループワークによって、尾崎小学校コミュニティ・スクールの活動に関する現状と課題点、今後の活動で行っていきたいことを洗い出し、具体的な動き出し方や地域の目指す姿を明確にしていきました。

 各グループからの発表では、今後の活動に向けた改善点として「役職のときだけ関わるのではなく、地域に関わる一人として、地域ぐるみで子どもを育てる必要がある」、「地域の担い手づくりのために、たくさんの素晴らしい活動をしている。これらの良さを地域全体で共有し、巻き込んでいく必要がある」、「関わっている大人が楽しく活動することで、参画する人が増える」といった意見が出ました。
 また、学校運営協議会副会長からは、「講師の先生に尾崎小学校コミュニティ・スクールで行っている活動を価値づけていただいたことで、現在の取組が将来の地域の担い手づくりにつながっていて、今後も改善しながら継続していけばいいと励みになった。それぞれの活動で、子どもの意見から活動内容を検討している。今後さらに主体性を育むために、こどもが主導の活動を行っていくと、地域づくりの担い手となる子を育成できると感じた」と感想をいただきました。

 ぎふ地域学校協働活動センターでは、今後も市町村支援プログラム等を通じて、地域学校協働活動を支援する取り組みを進めていきます。


山本氏による講演


グループワークの様子