2023-09-14

令和5年度第2回地域学校協働活動推進員等育成研修(全4回)を実施しました

 令和5年8月31日(木)に、ぎふ地域学校協働活動センターの人材育成事業の一つである「第2回地域学校協働活動推進員等育成研修」(以下、「育成研修」)を実施しました。県内各地域の社会教育行政、公民館等の施設、学校、地域団体等で活躍している83名が受講しました。

 はじめに、岐阜市立岐阜小学校学校運営協議会会長の青山朋宏氏からは「『ふるさと学習』を基盤に『学校・家庭・地域』が連携・協働した教育活動の推進」について、次に、高山市大八まちづくり協議会の山本真紀氏からは「WIN-WINでつながる子どもを核とした地域づくり~地域コーディネーターの役割を考える~」についての実践事例の紹介がありました。

 最後に、筑波大学准教授の上田孝典氏から「先進事例と推進員の使命や役割」について講話と講評をいただきました。

 受講者からは、「地域と家庭と学校が協働する取組で育まれる非認知能力から得る力は、人と人との絆を生み、大人同士の繋がりも増え、災害時等の地域の協力体制にもつながると思いました」、「地域にとって何が必要かを考え、子供が主体となるような内容を組む必要があると気付きました」といった感想が聞かれました。さらに、今後の活動に向けて、「新しいことを行うのではなく、今まであったもの、やった事、今やっているブラッシュアップをすることも大切だと感じました」、「地域住民とのつながりを深めながら、自分が楽しんで、子供たちと一緒に活動していきたいと思っています」といった前向きな感想がありました。

 次回の育成研修は令和5年10月5日(木)に実施します。受講者がこれまでの研修で学んだことを生かし、より一層、それぞれの地域でご活躍いただけることを期待しています。

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青山朋宏氏による実践事例紹介の様子

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山本真紀氏による実践事例紹介の様子

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上田孝典氏による講話・講評の様子