2023-03-01

下呂市萩原地域まちづくり講演会にて短期支援プログラムを実施

 令和5年2月16日(木)に、ぎふ地域学校協働活動センター事業の一つである「短期支援プログラム」を、下呂市にて実施しました。

 今回の講演会は、下呂市内の学校教職員、自治会役員、学校運営協議会委員、市職員や市民を対象に「なぜまちづくりに学校が欠かせないのか」をテーマに、一般社団法人とちぎ市民協働研究会代表理事廣瀬 隆人 氏を講師に招き、学校を核としたまちづくりのヒントを少しでも得られるよう開催しました。当日は112人の方が参加され、下呂市でも実践されている学校運営協議会・地域学校協働活動を核としたまちづくりについて、講師の言葉をメモするなど熱心に聴講していました。

 講師からは、「新しいことを始めなくとも、今取り組んでいることに心と思いを込めて大事に継続していくことが重要」といった、取り組みを進めていく中で陥りがちな「何をすればよいのか」という疑問に、実例や当地域の特色も交えながら、力強く説明してくださいました。

 参加者からは、「とても分かりやすく、言葉の理解が深まった」「“まちづくり”に何が大切なのかが良くわかり、今まで取り組んできた活動を整理し、そこに“価値”や“意味”を付加していきたい」といった前向きな意見がたくさん聞くことができました。今回は多様な立場の方を対象とし開催しましたが、それぞれの立場から、これからの下呂市のまちづくりを考えてくださり、とても有意義な講演会となりました。中には、「“学校中心”より“子供中心”として考えて、地域も主体性を持つことが大切」という意見もあり、今回の講演を通して、参加した皆さんの意識改革や当事者意識の向上にもつながったのではないかと考えられ、下呂市のまちづくりはさらに大きな一歩を踏み出します。

 次年度以降も当プログラム等を活用し、様々な活動に取り組んでいく予定です。

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